西洋占星術(せいようせんせいじゅつ) | ||
牡羊座、牡牛座、……魚座。「星占い」でもおなじみの12星座を使った西洋の代表的な命術です。生年月日時の惑星位置と出生地の緯度・経度を基にホロスコープという図表を作成し、個人のパーソナリティー(個性・性格)や価値観および一生の運命などを分析します。また、個人が生まれてから死ぬまでの間にどのような変化や成長をするのか、どのような出来事にいつ遭遇するのかといった変動していく運命を予測することもできます。 |
四柱推命(しちゅうすいめい) | ||
中国の代表的な命術のひとつです。年・月・日・時の各干支(えと)八字を並べて四つの柱として「命式」を作り、その命式から個人の運命の吉凶、禍福(かふく)、成敗、貴賤、貧富など一生の運命(命)を推し量ります。生まれた時間の十干(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)という一見シンプルな素材を使いながらも、その判断は大変複雑といわれる玄人好みの占術です。 |
紫微斗数(しびとすう) | ||
四柱推命と双璧をなす中国の代表的な命術で、生年月日時を基に個人の性格から一生の運命までを読み取ろうとする中国版占星術です。紫微(しび)とは北極星の別名で、この紫微星を中心に他の多くの星々を使い、個人の運命(数)をはかる(斗る)ことから紫微斗数と呼ばれています。仕組みの分かりやすさと的中率の高さを兼ね備えているため、台湾では現在最もポピュラーな占いとして一般に広く普及しています。 |
宿曜占術(しゅくようせんじゅつ・すくようせんじゅつ) | ||
インド占星術をベースにした日本の占星術で、正確には「文殊」という宿曜経をいいます。月の周期を27の宿と宿道十二宮に分けて、月の状態によって人の性質や吉凶などを占います。その性質分析は、相性に効果を発揮します。 |
インド占星術(いんどせんせいじゅつ) | ||
インドで発達した占星術で、「ヴェーダ占星術」「ヒンドゥー占星術」「ジョーティシュ(光の科学)とも呼ばれています。インド古来より伝わる「ヴェーダ」の教えと密接に関係し、未来予測の的中率ではたいへん高いと評判です。ホロスコープから導き出す、ヤントラ(護符)、マントラ(真言)、宝石療法などの開運法があることでも知られています。 |